妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
柿の種(柿ピー)は食べても良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中の柿の種について紹介致します。
妊娠中柿の種(柿ピー)は食べても良いの?
妊娠中のどの時期においても柿の種は食べても構いません。
できればピーナッツが入っている物の方が栄養価が高いため、
そちらを食べることをおすすめします。
ただし、間食として食べすぎると摂取カロリーが多くなり
太る可能性が出てきますので、食べ過ぎには注意してください。
どれくらいの量食べても良いの?
妊娠中のおやつの量は食事バランスガイドによると
嗜好品・菓子類は1日200kcal程度を目安にするとあります。
参照:農林水産省
柿の種のカロリーを見てみると、
6袋入りの1個包装で、136kcalとなっています。
なお、100g中では453kcalとなります。
ですので、柿の種を間食として食べる場合は、
1日1個包装程度でとどめておくと良いでしょう。
残りのカロリーは例えば、ジュースを100ml飲むなどで調節するか、
体重増加を気にされるのであれば、柿の種1個包装でとどめておいても良いでしょう。
摂取してはいけないフレーバーはあるの?
柿の種には様々な種類があります。
例えば、辛旨ネギたれ、クラフトMIXアーモンド(カマンベールチーズ)、わさび、梅しそ、
うましお、クラフトMIXカシューナッツ、ピーナッツだけ、ピーナッツなしなど。
これら全て食べてはいけないものはありませんので、
どの種類でも召し上がっていただいて大丈夫です。
気になるのはチーズかと思いますが、
カマンベールチーズが使用されているとはいえ、
加熱されていますので、問題がないのと、
国産のチーズは食品衛生法で乳の段階で加熱殺菌することが義務づけられておりますので、
例えば、生のナチュラルチーズであったとしても、国産のものであれば
リステリア菌の心配はする必要ありません。
つわり時期で柿の種しか食べられない場合は?
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方となります。
ですので、柿の種しか食べられないのであれば、食べられる時に食べていただいて良いです。
柿の種しか食べれずお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリー、塩分などを意識した食生活に戻すようにしてください。
特に注意が必要なのは食べづわりの方です。
柿の種が食べたくなり、たくさん食べ続けてしまうと、
総摂取カロリーが増加し、肥満になる可能性があります。
ですので、そのような場合は1日にあらかじめ食べる量を決めておき、
少しずつ食べて摂取カロリーを調節するなど工夫が必要になってきます。
塩分量には注意して
日本人の食事摂取基準によると18歳以上の女性の1日の塩分摂取量は
6.5g未満と定められています。
日本人の平均では女性は9.4gとなっていますが、これは摂りすぎにあたります。
6.5gと言うと、1食に摂取できる塩分量は2.16g程度となります。
ここにおやつが加わってくると、
さらに1食で摂取できる塩分量が減少します。
柿の種は6パック入りの1個包装に塩分は0.38g含まれており、
2個包装食べたとすると0.76g塩分を摂取することになります。
2個包装はおやつの摂取カロリーをオーバーしますので、
たまに出あれば問題ありませんが、日常的にオーバーすると
太る可能性が出てきますので、食べたとしても1個包装でとどめておきましょう。
塩分摂取の兼ね合いからも、おやつで摂る塩分は最小限に
抑えたいところです。
柿の種を毎日食べたとしても
カップ麺を食べるよりも遙かに摂取する塩分は少ないので、
柿の種のせいで高血圧になるという可能性は極めて低いと思いますが、
塩分摂取量は意識しておいた方が良いでしょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においても柿の種は食べても構いません。
また、どのフレーバーでも問題なく食べることができます。
できれば、栄養の観点からピーナッツなどのナッツ類が含まれている物を
選ぶようにしましょう。
塩分を意識される場合は、
減塩タイプもありますので、そのようなものを選ぶとよいでしょう。