妊娠中は何かと気をつけなければいけない時期ですが、
ゆで卵は食べても良いのでしょうか?半熟卵は大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のゆで卵について紹介致します。
妊娠中ゆで卵は食べても良いの?半熟の場合は?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもゆで卵は食べても構いません。
半熟卵が気になるかと思いますが、食べたとしても
ほとんどの場合において食中毒になることはありません。
というのも、日本の卵は外殻はしっかりと洗浄殺菌されておりますので、
外殻に菌が付着していることは考えられない点と、
たまご内部に菌がいる汚染卵にあたる確率も0.003%と低く、
例え当たったとしてもたまご1個の中に数個程度の菌しかいないため、
食べたとしてもほぼ食中毒になることはありません。
ただし、新鮮な卵でヒビなど入っていなく冷蔵庫で保存していた市販の卵に限ります。
ですので、半熟だからと言ってそれほど心配する必要はないのです。
どれくらいの量食べても良いの?
ゆで卵は貴重なタンパク源となりますので、
1食につき1~2個食べても構いませんし、
朝食に1個だけでもかまいません。
できれば毎日食べたいところです。
つわり時でゆで卵しか食べられない場合は?
つわり時の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、ゆで卵を食べれるときに食べるようにしましょう。
この時期は量のことは気にせず、推奨はしませんが半熟卵であっても
ほぼ食中毒にはならないため、食べても構いません。
ゆで卵しか食べていないため、お腹の赤ちゃんが心配になるかも知れませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
それにタンパク質が摂取できていますので、それほど心配する必要もないでしょう。
ただし、つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリー、塩分などを意識した食生活に戻すようにしてください。
ゆで卵と組み合わせると良い食べ物は?
ゆで卵の栄養はタンパク質と脂質が多く含まれており、
ビタミンはビタミンDが多く含まれている程度で、
ビタミン類は足りていませんし、ミネラル類も足りていません。
ですので、例えば朝食で食べるのであれば、
ゆで卵とは別に、トーストやご飯などで炭水化物を摂取、
フルーツでビタミン類を摂取、サラダなどで食物繊維やビタミン類を摂取、
牛乳やヨーグルトなどでカルシウムを摂取、
できれば、小松菜やプルーン、肉類から鉄分も補いたいところです。
これらを組み合わせてバランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもゆで卵は食べても構いません。
むしろ積極的に摂取していきたい食べ物です。
中が半熟の卵であっても賞味期限内で正しく保存されていた日本の卵であれば、
ほぼ食中毒にはなりませんので、推奨は致しませんが食べても問題ないでしょう。
半熟が気になると言う場合は、しっかりと火を通したゆで卵を食べるようにしましょう。