妊娠中はデカフェは何杯飲んでいいの?妊娠後期は気をつけて!

コーヒー

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妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
デカフェは1日何杯飲んでも良いのでしょうか?
妊娠後期は注意が必要なのは本当でしょうか?
こちらでは妊娠中のデカフェについて紹介致します。

目次

妊娠中デカフェは1日に何杯飲んでいいの?

デカフェは通常のコーヒーからカフェインを取り除いたもので
完全には取り除けないものの9割以上は取り除くことができます。

インスタントコーヒー100mlあたりのカフェイン量は82mg程度なので、
デカフェ100mlあたりに多くてもカフェインは8.2mg程度しか含まれていないことになります。

妊娠中はコーヒーなら1~2杯は飲んでも良いという医師は多く、
カフェイン量にして1日に200mgまでなら摂取しても良いと言われているため、
デカフェの場合ですと、10~20杯程度はカフェインだけで見ると
飲むことができます。

ですが、さすがにこれは飲み過ぎに当たります。

特にデカフェの飲む量に制限がかけられているわけではありませんが、
1日に飲んだとしても1~2杯程度でとどめておいた方が良いかと思います。

デカフェの利点は?

デカフェの利点としては、カフェインがカットされているため、
カフェインを断っている人にとってはこれが利点になりますが、

その他にもカリウムやポリフェノールが豊富という利点があります。

デカフェコーヒーにはカリウムがコーヒーと同じくらい含まれており、
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがありますので、

妊娠高血圧症になる可能性のある妊婦さんにとっては
メリットの大きい飲み物になります。

高血圧症だけでなく、むくみも塩分の摂り過ぎからくる要素になっていますので、
むくみ解消にも繋がります。

次に、ポリフェノールですが強い抗酸化作用があり
デカフェ100mlに対して200mg程度のポリフェノールが含まれています。

効果としては動脈硬化の予防やシミ対策などの美容効果があるとされています。

妊娠後期は注意して

妊娠後期(妊娠28週以降)にポリフェノールを日常的に多量に摂取していると
胎児動脈管早期収縮といって、胎児に酸素を送っている管が閉鎖することがあります。

閉鎖してしまうと胎児の肺や心臓に負担がかかるだけでなく
心不全となり死亡する可能性もあるのです。

どこからがポリフェノールの摂りすぎかという具体的には明らかにされていないのですが、
早期収縮を起こしやすい量としては、500~1000mg/日が多いという報告があります。

過去には200~780mg/日でも早期収縮を起こしたという例もあります。

ですので、妊娠後期はデカフェなどポリフェノールが多く含まれている飲食物の
摂取は気をつけた方が良いです。

摂取量としては、1杯100mlあたりにポリフェノールが200mg含まれていますので、
1日1杯にとどめておいた方が良いでしょう。

詳細は関連記事に書いています。

いつ飲むのが良いの?

通常のコーヒーであれば、カフェインが含まれていますので、
カフェインの作用により脳が活発になりますので、
朝や仕事前などに飲む方が効果的なのですが、

デカフェはほとんどカフェインが含まれていませんので、
リラックスしたいときや飲みたい時に飲むと良いでしょう。

寝る前でもカフェインによる交感神経の刺激がないため、
睡眠の質の妨げにもなりません。

妊娠28週以降デカフェと一緒に摂取しない方が良いもの

妊娠28週以降はポリフェノールの摂取量に注意しないといけません。
デカフェ100mlあたりにポリフェノールが200mg含まれており、
胎児動脈管早期収縮になるケースが多いポリフェノール摂取量は500~1000ml/日とされています。

ですので、デカフェ以外にもポリフェノール摂取に注意しないといけません。
そこでポリフェノールが多く含まれているものを挙げてみます。

  • チョコレート
  • ココア
  • ルイボスティー
  • ブルーベリー
  • トマト・野菜ジュース
  • アサヒ 食事の脂にこの1杯系
  • 豆乳など豆類
  • 紅茶
  • 緑茶

などが挙げられます。
特にルイボスティーはカフェインが含まれていませんので、
日常的に飲んでいる方も多いかと思います。

デカフェと一緒に飲んでいると、ポリフェノールを多量に摂取してしまうことになるため、
注意してください。

まとめ

妊娠中のカフェインは1日200mgまでなら問題ないと
国食品基準庁(FSA)では言われており、日本でもコーヒーであれば1日に1~2杯程度であれば
問題ないとする医師は多いです。

デカフェはコーヒーから9割以上のカフェインを除去したものになりますので、
カフェインの観点で見ると、1日に20杯程度は飲むことが出来る計算になるのですが、
さすがにこれは飲み過ぎなので、デカフェであっても1日1~2杯程度で抑えておきましょう。

ただし、妊娠後期(28週以降)はポリフェノールの観点から
デカフェを飲んだとしても1日1杯でとどめておいた方が無難です。

妊娠後期の方でデカフェを飲まれている方は上記の関連記事を読んでみてください。

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