妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ブレスケアは使用しても良いのでしょうか?にんにく料理など食べた時に使いたいです。
こちらでは妊娠中のブレスケアについて紹介致します。
妊娠中ブレスケアは摂取しても良いの?
ブレスケアは小林製薬から出ており、
サイトを見てみると、
「食品ですので、妊娠中、授乳中でもお召し上がりいただけます」と書いてあります。
ただし、清涼感が強いため食べ過ぎには注意とあります。
参照:小林製薬株式会社
続いてブレスケア(ミント味)の原材料を見てみましょう。
植物油脂(国内製造)、ゼラチン、パセリ油/香料、グリセリン、アスパラギン酸Na、酸化防止剤(ヤマモモ抽出物)、着色料(緑3)、甘味料(ネオテーム)
引用:小林製薬
となっており、ストロングミント味も似たような成分となっています。
気になる成分としては合成着色料が使われている点が少々気になるところではありますが、
ごくごく少量程度しか使用しないため、人体に影響はありません。
もう一点気になる成分としてはパセリ油が使用されていることでしょうか?
パセリ油は大丈夫なの?
ブレスケア1粒にはパセリ10枚分のパセリオイルが配合されています。
パセリにはアピオールという成分が含まれており、
かつては妊娠中絶および月経不順治療の目的で使用されていたそうです。
このアピオールは子宮収縮作用があり、
多量に摂取すると流産の可能性が高まると言われています。
ですが、あくまでも過剰摂取した場合におけることなので、
妊婦が通常の常識的な範囲でアピオールが含まれるしょくひんである
パセリやセロリを摂取する程度であれば、医学的に問題ないとされています。
参照:Wikipedia
ですので、ブレスケアを2~3粒飲んだ程度では
全く問題ありませんので、心配いりません。
ブレスケア以外でニンニクなどのにおいを消す方法は?
ブレスケア以外でもにんにくのにおいを消す方法はいくつかあります。
・牛乳
にんにく入りの料理を食べる前に牛乳を飲むことで
牛乳に含まれるタンパク質がにおいのもととなるアリインと結合し
にんにく特有のにおいの原因成分が減少します。
また、牛乳に含まれる脂肪分も揮発性の臭気成分と結合して、
不揮発性の臭わない成分に変化するため、にんにくのにおいが抑えられます。
・りんご、りんごジュース
にんにく料理を食べた後の口臭対策としてりんごを摂取します。
りんごに含まれるリンゴポリフェノールがアリシンと結合して臭わない成分に変化するため、
にんにくのにおいが抑えられます。
生のリンゴを食べるのが手間という場合は、果汁100%のリンゴジュースを飲むことでも
同じような効果が得られます。
・お茶
にんにく料理を食べている最中や食後にできるにおい対策として
緑茶や烏龍茶、ジャスミンティーなども有効とされています。
これらに含まれるポリフェノールの一種であるカテキンに殺菌・消臭効果があり、
アリシンと結合してにおいを軽減してくれます。
・コーヒー
にんにくのにおい抑制にはポリフェノールが効果的ですので、
コーヒーに含まれているポリフェノールも有効的です。
また、コーヒーに含まれているタンニンやフルフリール基という物質は強力な消臭成分としても知られ、
匂い全般の抑制にも利用されています。
ただし、コーヒーにはカフェインが多く含まれていますので、
飲んだとしても1日に1~2杯程度でとどめておきましょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもブレスケアは摂取しても構いません。
ただし、過剰に摂取すると気分が悪くなったり、
子宮収縮にも繋がる恐れがあるため、摂取するにしても
常識範囲内でとどめておくようにしましょう。
ブレスケアがない場合は、リンゴジュースや牛乳、
その他ポリフェノールが含まれる飲み物などでも対策はできますので、
試してみるのも良いでしょう。