妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ペペロンチーノは食べても良いのでしょうか?ニンニクは大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のペペロンチーノについて紹介致します。
妊娠中ペペロンチーノは食べても良いの?
結論を言うと妊娠中のどの時期においてもペペロンチーノは食べても構いません。
ニンニクも生ではなく加熱されてありますし、
多量に入っているわけではないので、ニンニクに関しても問題ありません。
唐辛子が入っており、ピリッと辛いのが特徴ですが、
激辛でなければ問題なく食べることができます。
激辛はなぜダメなのか?
激辛のものを食べると人によって腹痛になったり下痢になる方がいます。
ひどい下痢の場合、子宮が収縮しますし、水分が奪われるので脱水にも気をつけなければいけません。
また、辛いものに強い場合でも激辛のものを食べると
痔になるリスクが増加します。
妊娠中に痔になると薬や治療も制限される可能性があるため、
できるだけ痔にならないような生活を送りたいです。
一般的なペペロンチーノの場合、そこまで辛くありませんので心配する必要はありません。
どれくらいの量食べても良いの?
たまに食べるペペロンチーノであれば、それほど量を気にする必要はないのですが、
体重増加を気にされる方もおられると思います。
妊娠中の例えば初期の場合だと普通の生活を送っている人で、
1食あたり633kcal程度摂取するとちょうど良い食事になります。
ペペロンチーノのカロリーを見てみると、
1人前(277.5g)あたり502kcalとなっています。
ですので、この場合ちょっとカロリーが足りない計算になりますので、
サラダや食後の果物などを足してカロリーを調節すると良いでしょう。
ペペロンチーノと合わせて食べたいものは?
ペペロンチーノの主な栄養は炭水化物と脂質になります。
ニンニクが含まれているため、ビタミンB1やビタミンB6などは多めに含まれていますが、
タンパク質や食物繊維、その他のビタミン類、カルシウムや鉄分などのミネラル類が不足しています。
ですので、付け合わせたいものとしては
食物繊維やビタミン類を摂取するために、サラダなどの野菜類、
タンパク質を摂取するために肉類(加熱されたもの)やソーセージなどを付け合わせたいです。
また、カルシウムを補うためにヨーグルトやチーズ(国産のもの)、牛乳などを取り入れたいです。
鉄分については、肉類を摂取することで補えますが、意識するのであれば、
肉の中でもレバー(妊娠中期以降)を食べたり、小松菜やほうれん草を取り入れたり、
プルーンを取り入れると良いでしょう。
ビタミン類については食後に果物を摂取することで十分に補えます。
また、ご自宅でペペロンチーノを作る場合は、
ペペロンチーノに鶏肉やしらすを入れると相性も良い上に
タンパク質などが摂れますのでおすすめです。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもペペロンチーノは食べても構いません。
ただし、毎日のようにペペロンチーノだけを食べるとなると
栄養バランスに偏りが見られますので、
偏りの内容に量を調節し、他の栄養素も摂り入れるようにしましょう。