妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
コンビニの半熟卵は食べても大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のコンビニの半熟卵について紹介致します。
妊娠中コンビニの半熟卵は食べても大丈夫?
コンビニで半熟卵が使用されているものといえば、
半熟卵のうどんやオムライス、ゆで卵、親子丼などが挙げられますが、
結論を言うと、消費期限内でしっかりと冷蔵保存されていれば
妊娠中であっても安心して食べることができます。
ただし、消費期限を過ぎたり、常温で何時間もおいて置いたりした場合は、
食べるのは避けてください。
半熟卵は控えるように言ってるサイトが多いが
半熟卵を控えるように言っているサイトが多いのは、
妊娠中は免疫力が低下するため食中毒になりやすいから推奨はされていません。
しかし、日本の市販の卵は、特にコンビニで扱ってるような卵は
食品衛生法により外殻の消毒殺菌が義務づけられていますので、
外殻にサルモネラ菌が付いていることはありません。
では、中身についてですが中身にサルモネラ菌が存在する卵を
汚染卵というのですが、汚染卵に当たる確率は0.0029~0.003%程度と
極めて低く、仮に汚染卵に当たったとしてもその中に存在する菌の数は
数個程度です。
サルモネラ菌の食中毒になる菌の数は1万~2万個程度は必要とされているため、
新鮮な卵で冷蔵保存されていれば、菌は増殖しにくい環境であるため、
汚染卵を食べたとしても食中毒にはなりません。
ですので、コンビニに売っている半熟卵は消費期限が守られていますし、
冷蔵のような環境で販売されていますので、
食べても安心なのです。
あともう一つ、コンビニの卵の中には卵風のものがあります。
「きみぷち」という商品のようですが、これは加熱しても固まりません。
これは卵風であって卵ではないため、サルモネラ菌は存在しません。
参照:TBS
注意点は?
生の卵や半熟卵のようにしっかりと加熱されていない卵を食べる際に注意すべきこととしては、
まずは、賞味期限内の卵を使用することです。
卵に設定されている賞味期限は生で食べられる期限を表しています。
これを過ぎると万が一汚染卵が入っていた場合に、サルモネラ菌が増殖して食中毒を起こすかも知れません。
賞味期限が過ぎた卵はしっかりと中心部まで火を通して食べることをおすすめします。
次に、購入してからすぐに冷蔵庫で保存することです。
常温で置いておくと汚染卵が存在した場合、サルモネラ菌が増殖して
賞味期限内であっても食中毒になる可能性が出てきます。
ですので、購入後はすぐに冷蔵庫で保存するようにしましょう。
余談ですが、スーパーなどで卵は常温で販売されているのは、
持って帰る際に結露を防止するためです。
もし、冷蔵販売されていると、外気温と冷蔵庫の温度の差により結露が発生して
腐りやすくなるため、卵は常温で販売されています。
半熟卵はコンビニのものでなくても食べられるのか?
半熟卵は日本で提供されるものについては安心して食べることができます。
その理由は上記で説明したように汚染卵に当たる確率が低いことと
当たったとしても新鮮な卵であれば菌の数が少ないため食中毒になる可能性は限りなく少ない
と言うことが挙げられます。
もし、心配な場合は食べると不安に駆られてストレスになりますので、
食べないようにしてください。
まとめ
コンビニの卵は卵風のものが使用されていることがあります。
また、例え本物の卵であったとしても、食品衛生法に基づいて
安全な卵が使用されていますので、消費期限と保存方法を守れば、
妊娠中であっても半熟卵は食べることができます。
よほど体調が悪くない限り汚染卵を食べたとしても
食中毒にはならないと考えます。
詳しい説明は上記の関連記事に詳しく書いていますので、
そちらも合わせてお読みください。