妊娠中目玉焼きは食べても良いの?半熟の場合は?

目玉焼き

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妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
目玉焼きは食べても良いのでしょうか?半熟の場合は大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中の目玉焼きについて紹介致します。

目次

妊娠中目玉焼きは食べても良いの?半熟の場合は?

結論を言うと妊娠中のどの時期においても
目玉焼きは食べても構いませんし、半熟の目玉焼きも
推奨はしませんが、食べてもほとんどの場合問題にはなりません。

半熟卵の場合、サルモネラ菌が存在する可能性がありますが、
その確率はたまご3万個に1個の確率で、
万が一その卵にあたったとしてもたまご1個につき存在する菌は
数個程度なので、新鮮な日本の卵の場合、
食べたとしても食中毒になる可能性は極めて低いです。

ただし、新鮮な日本の卵で
賞味期限内で冷蔵庫で保存されていてヒビなど入っていない
卵の場合の話です。

しかし、妊娠中は免疫力が低下しますので、
極めて低い確率であっても、生の卵や半熟卵を食べることは推奨されていません。

賞味期限が過ぎていたり、購入後常温で保存している卵、ひびの入った卵の場合は、
しっかりと火を通してください。

心配な場合はしっかりと火を通してください。
中心部が75℃以上で1分以上加熱すればほとんどの菌は死滅します。

サルモネラ菌の食中毒になったらどうなるの?

サルモネラ菌の食中毒になってもリステリア菌やトキソプラズマのように直接的に胎児に影響することはありません。

しかし、ママが発熱や腹痛、下痢、嘔吐などの症状が出て、ひどい下痢になる可能性も高く、
ひどい下痢になると子宮が収縮されますので、流産などのリスクが高まります。

どれくらいの量食べても良いの?

目玉焼きのカロリーを見てみると、たまご1個あたり113kcalとなります。

妊娠中の1日の摂取カロリーは

妊娠初期 +50kcal
妊娠中期 +250kcal
妊娠後期 +500kcal

となっており、
摂取カロリーは活動レベルで異なります。
一般女性の場合、活動レベルが

低い ⇒ 1700~1750kcal
普通 ⇒ 2000~2050kcal
高い ⇒ 2300~2350kcal

となっていますので、

妊娠中に活動レベルが普通の人の場合、
1日の摂取カロリーは

妊娠初期 ⇒ 2050~2100kcal
妊娠中期 ⇒ 2250~2300kcal
妊娠後期 ⇒ 2800~2850kcal

となります。
参照:厚生労働省

どれくらい食べても良いのかは活動レベルによって変化するところですが、
普通の生活、家事全般を行なっていたりする場合で考えると、

妊娠初期の場合、1食あたりはおやつ(200kcal)を除いて
約633kcal程度摂取できます。

妊娠後期の場合はもっと多くカロリーを摂取しないといけません。

目玉焼き1個だけ食べるのであれば、
残りはトーストやスープ、牛乳など、サラダ、フルーツで
残りのカロリーを補っても良いですし、

目玉焼きを2個食べても良いでしょう。

一般的な食事を摂っていれば問題ありません。

卵は1日何個という制限はありませんので、栄養バランスの良い食事を摂っていれば
3個でも4個でも1日に食べても問題はありません。

目玉焼きには何をかけて良いの?

基本的にはしょうゆ、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、塩胡椒
何をかけても問題ありません。

かけ過ぎると、塩分の摂り過ぎになる可能性があるため、
できればたくさんかけずに少量かけて食べるようにすると健康的です。

目玉焼きに追加して食べたいものは?

目玉焼きの大部分はタンパク質と脂質からなりたっています。
他に多く含まれている成分としては、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12
などになっており、

足りていない栄養素は炭水化物、ビタミンCや葉酸などのビタミン類、
カルシウムや鉄分などのミネラル類、
そして食物繊維が足りていません。

ですので、それらを補うために、
カルシウムの場合でしたら牛乳やヨーグルトなどで補えますし、
しらすやいわしなどでも構いません。

炭水化物はご飯やトーストなどで構いません。

食物繊維はサラダや海藻類で補うことができます。

鉄分は例えばベーコンや肉類から補うことができますし、プルーンや小松菜、ほうれん草からも
補えます。
鉄分が多い食べ物としてはレバーが挙げられます。

ただし、レバーにはビタミンA(レチノール)が豊富に含まれていますので、
特に妊娠初期の場合は控えておいた方が無難かと思います。
妊娠中期以降になるとレチノールの摂取耐容量は非妊娠時と同じになるので、
過剰に摂取しなければ問題ありません。

ビタミンCはフルーツ類全般から補うことができますので、
それらを組み合わせて食事を摂ると良いでしょう。

卵は良質なタンパク質が含まれている

卵は脂質が少なくタンパク質が多く、タンパク質に含まれている必須アミノ酸も良いため、完全栄養食品と呼ばれることもあります。
卵1個の栄養を見てみると、

  • エネルギー 77kcal
  • タンパク質 6.6g
  • 脂質 5.5g
  • カルシウム 25mg
  • 鉄 0.8mg
  • ビタミンA 110μg
  • ビタミンB2 0.2mg
  • ビタミンb12 0.6μg
  • ビタミンD 2.1μg

というようになっています。

タンパク質は妊娠中だけではありませんが、重要な栄養素となっており、
妊娠初期では1日に約50g
中期では1日に約60g
後期においては1日に約75gも必要になってきます。

卵1個で6.6gものタンパク質が摂取できますので、
1日に2~3個程度は摂取することを心がけたいものです。

まとめ

妊娠中のどの時期においても目玉焼きは食べても構いません。
目玉焼きが半熟であっても日本の卵で賞味期限内であれば、
食中毒になることもほとんどありません。

推奨は致しませんが、食べても大丈夫でしょう。

目玉焼きに含まれる栄養素は端的に言うと
タンパク質と脂質であるため、
その他の栄養を補うために様々な食材を少しずつ
組み合わせて食事を摂るようにしましょう。

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