妊娠中のカツ丼!半熟卵は大丈夫?

カツ丼

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妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
カツ丼の卵は食べても大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のカツ丼について紹介致します。

目次

妊娠中のカツ丼!半熟卵は大丈夫?

結論から言うと、日本で販売されているカツ丼の
半熟卵であれば、問題なく食べることができます。

日本の卵は海外の卵と違ってサルモネラ菌が存在する可能性が
極めて低く、半熟であっても食べることが出来るのです。

サイトによっては生卵は控えるように言っているサイトも
ありますが、新鮮な卵であれば食中毒になる可能性は極めて低いです。

なぜ日本の卵は安全なのか?

日本の卵は出荷前に洗浄を行ないますので、表面についている
菌は流れていきます。

また、卵の内部に菌がいる汚染卵というものがあるのですが、
その確率は0.003%程度といわれており、極めて低いもので、
仮に汚染卵であったとしても菌数はたまご1個あたりに数個程度で、
常温でも一定期間内は繁殖することが出来ないため、
それを食べても食中毒になることは極めて低い確率なのです。

ただし、その一定期間内を過ぎると菌が急速に増殖を始めるため、
購入後は冷蔵庫で保存し、賞味期限内に食べるようにしてください。

例え、妊娠中は免疫力が下がるとはいえ、日本の卵で
サルモネラ菌の食中毒になるのは新鮮な卵であれば
極めて低いです。
参照:日本卵業協会

卵の食中毒件数と推移は?

厚生労働省が食中毒に関する統計資料を公式サイトで発表しているのですが、
それを見てみると、1995年から2005年までの10年間は、年間10件以上発生しており、
ピーク時には50件近く発生しています。

しかし、2006年以上はほぼ1桁台となっており、2020年は2件、
2021年は0件、2022年は2件とほとんど食中毒が出ていない
ことがわかります。
参照:YAHOO!JAPANニュース

ですので、妊娠中であっても新鮮な卵(ひびなど入っていない)で冷蔵庫で保存していれば
卵かけご飯や半熟卵を食べても食中毒になる確率は極めて低いことがわかります。

もしサルモネラ菌の食中毒になったら胎児に影響はあるの?

胎児に直接的な影響はありません。

ただし、ママが食中毒になると食べてから8~48時間の潜伏期を経て、
その後、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、発熱を起こします。

逆に言えば、48時間を過ぎて何もなければ問題ないと言うことになるのですが、
もし食中毒になったら嘔吐と下痢により水分が出て行きますので、
脱水症状がでる可能性があります。

ですので、症状が軽い場合は水分補給をして菌が排出されるのを待つというのが一般的です。

カツ丼はどれくらいの量食べても良いの?

たまに食べるカツ丼であれば、特に量は気にする必要はありませんが、
体重増加(肥満)を気にするのであれば、
食べる量も気にした方が良いかも知れません。

妊娠中の1日の摂取カロリーは

妊娠初期 +50kcal
妊娠中期 +250kcal
妊娠後期 +500kcal

となっており、
摂取カロリーは活動レベルで異なります。
一般女性の場合、活動レベルが

低い ⇒ 1700~1750kcal
普通 ⇒ 2000~2050kcal
高い ⇒ 2300~2350kcal

となっていますので、

妊娠中に活動レベルが普通の人の場合、
1日の摂取カロリーは

妊娠初期 ⇒ 2050~2100kcal
妊娠中期 ⇒ 2250~2300kcal
妊娠後期 ⇒ 2800~2850kcal

となります。
参照:厚生労働省

どれくらい食べても良いのかは活動レベルによって変化するところですが、
普通の生活、家事全般を行なっていたりする場合で考えると、

妊娠初期の場合、1食あたりはおやつ(200kcal)を除いて
約633kcal程度摂取できます。

カツ丼のカロリーを見てみると、
1人前(503.6g)あたり866kcalとなっています。

おうちで作る場合は、ご飯の量を減らしたり、
カツを減らしたりして調節すると良いでしょう。

お店で注文する際は、ごはんの少なめに注文すると良いでしょう。

まとめ

妊娠中のカツ丼で気になるのは半熟卵でしたが、
調べて見ると、日本の卵で食中毒になる件数が
最近では1年に2件など非常に少ないため、
サルモネラ菌による食中毒になる確率は極めて低いと言えます。

この程度の件数であれば、心配せずに半熟卵などを食べられるレベルです。

もし、心配なようなら、カツ丼の卵にしっかりと火を通して(中心部が75℃以上で1分以上加熱)
食べると安心かと思います。

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