妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
菓子パンは食べても良いのでしょうか?また、菓子パンばかりという生活はどうなんでしょう?
こちらでは妊娠中の菓子パンについて紹介致します。
妊娠中菓子パンは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においても菓子パンは食べても構いません。
毎朝菓子パンを食べるというのもまあ良いでしょう。
ただし、菓子パンだけが朝食というのは栄養が偏る可能性があるため、
菓子パンに加えて、サラダや果物、肉や魚、ウインナーや卵などを
摂り入れることによってバランスの良い食事になるかと思います。
ですので、菓子パンだけで400kcalもあるものを食べると
その他のものを食べるとカロリーの取りすぎになる可能性がありますので、
菓子パンは300kcal程度のものを食べるようにすると良いかも知れません。
なお、栄養バランスが良ければ毎日菓子パンを食べても
赤ちゃんには影響がありませんので、問題になることはありません。
菓子パンばかり食べるのはどうなの?
朝食だけでなく、1日の2食から3食が菓子パンという生活ですが、
つわりでない限り、そのような生活は避けてください。
菓子パンだけですと、炭水化物しか摂取できずに、
他に必要な栄養が摂取できない可能性があり、
結果栄養が偏ってしまいます。
ですので、できるだけバランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
食べてはいけない菓子パンはあるの?
食べてはいけない菓子パンはありません。
コーヒークリームが入っていても、そこから摂取するカフェイン量は微々たるものですし、
ホイップクリームもチョコレートも抹茶も食べてはいけないものはありませんので、
好きな菓子パンを選ぶとよいかと思います。
ただし、上記でも説明したように菓子パンだけが食事になってしまうと
栄養バランスが偏りますので、他のものからタンパク質やビタミン類、ミネラル類を摂取するようにしてください。
菓子パンではなく惣菜パンの中には妊娠中に食べない方が良いものがありますので、
記載させていただきます。例えばローストビーフや生ハムが入った惣菜パンはトキソプラズマが存在する可能性があるため、控えてください。
チーズに関しては日本で作られたチーズであれば、乳の段階で加熱殺菌されますので、
リステリア菌の心配はナチュラルチーズであってもありません。
菓子パンの食べ過ぎに注意
菓子パンを食べ過ぎると、例えば1食に菓子パンを2個(600kcal程度)食べたりすると
糖質の取りすぎになってしまいますし、
菓子パンだけで必要なカロリーを摂取してしまうと栄養が偏ります。
糖質を過剰に摂取すると急激に血糖値があがり、
脂肪を蓄えやすい体質が作られます。
また、急激に上がった血糖値は急激に下がりますので、
すぐにお腹が空くことにもなります。
ですので、菓子パンの食べ過ぎには注意してください。
つわり時に菓子パンしか食べられない場合は?
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、食べられる時に菓子パンを食べると良いでしょう。
菓子パンしか食べていなくてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養を吸収して成長しますので、心配する必要はありません。
ただし、水分はしっかりと摂るようにしてください。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
カロリーや栄養のことを意識した食生活に戻すようにしてください。
まとめ
妊娠中に菓子パンを食べることは問題ありませんが、
菓子パンだけが食事になると栄養の偏りが出てきますので、
菓子パンは300kcal程度に抑えて、残りのカロリーはタンパク質を摂取するために
卵や肉、魚などを摂取し、ビタミン類を摂取するために野菜や果物を摂取、
カルシウムを摂取するのであればヨーグルトや牛乳など摂取し、
様々なものから栄養を摂取するように心がけてください。
そうすれば、毎朝菓子パンを食べても問題はないでしょう。